入居施設

いとこはこの3ヶ月位の間にガンで急激に体調が弱まってきました。

 

親の介護どころか自分自身の身体が思うようにならず息が苦しくなってきているようです。

 

そこで最近は伯父さんや伯母さんの体調のことも考えると施設のことを念頭に入れてヘルパーさんと話し合うようになりました。

 

2日連続で部屋をウンコまみれにされたことで伯父さんの痴ほう症の進みもますますひどくなることも考えて、何よりもいとこの体調で2人の老親の介護はあまりにも大変だということをわかってくれたのだと思います。10件位調べてくれたようでした。お金のことや色々な条件を考えると市内に1つだけあったようです。

 

年金と同じくらいの費用がかかるそうです。

 

ただ、もしいとこに何かあれば年金が引き出せなくなる、とのことで私がその時の管理人みたいになってもらえないか、とのことでした。一瞬、えっ私で大丈夫?と思ったのですが身内でないとできないとのことでした。それで了解しました。

 

なんかいとこの死が現実味を帯びそうで嫌でしたがいとこは自分がおるから親も諦めがつかないのかもとも考えているようでした。

 

少しでも元気にそんなことを思わずに長生きして欲しいことを伝えましたが色々思い詰めて考えているようでした。

 

なんとかしてあげたいけど私にできることってなんだろうかと思います。

 

昨日はいとこの家に行ってトイレ掃除や風呂掃除を手伝おうとしましたがいとこは遠慮がちでほとんどひとりでしていました。

 

やるよ、といってもあてにしてなくて自分がしないといけないと思っているようにも見えました。

 

ガンに侵された身体でそれでも親のために一生懸命全身をむち打つようにして動いているのを見るととてもつらいです。

 

そしてすぐに息苦しくなるので見ていてもはらはらします。

 

そうしていると隣に住んでる叔父さんが見に来てくれました。

 

叔父さんも「無理するなよ、適当にしとけばえんや。」と言ってました。

 

私も同じことを言ったのですが同じ家に住んでいるとそうはいかないんや、と言っていました。

 

叔父さんや私は自分の家に帰ることができるけどいとこは伯父さんと同じ家で生活しているのでトイレやテーブルも一緒に使うから、と言っていました。

 

伯父さんのことだけでもストレスになるなあとは思いますがいとこはいとこなりにガンと親の介護にもきちんと向き合っているのだと思いました。